
梅本勇さんの器を集め始めて5年くらい経つのかな?初めて彼の器を目にしたとき、小さな宇宙が一枚の器に集約されているような印象をうけてとても感動した。
それこそ梅本さんの釉薬遣いは唯一無二で、私は釉薬のことに詳しいわけではないけれど、ご本人にお会いしてお話を聞いていると魔法使いの実験みたいでとてもワクワクする。器づくりに哲学があって、その作品を手元に置けることがとても嬉しくなる。
一つの釉薬で巧みに何層もの色を発色して一枚一枚全てが違うから、梅本さんの個展の時はファンの間で集中するあまり無言の争奪戦になるけれど、必ず自分の今の気持ちに合う器が一枚みつかる。
そこにあるだけでワクワクさせてくれて色んなイメージを持たせてくれる器ってすごく素敵じゃないですか?少しずつコレクションして大事に使い続けたい大事な器たちです。