
私が体のために取り組んでいることはバスケットボール(以降:バスケ)。学生時代の部活動はずっとバスケ部であったが、高校卒業以来はほとんどしていなかった。しかし、仲の良い仕事の人と不意にバスケ話になり、その時のノリでコートを予約してみんなでバスケをしてみた。引退してからの年月がもたらした衰えをひしひしと感じながらのバスケであったが、やはり楽しかった。それからは月に2回ほど開催し、最初は6人ほどしか集まらなかった人数も今では15人以上集まる。一度、やってしまえば皆んな熱が入り、最近では試合前に練習メニューをこなしたり、試合後のご飯ではどうしたら上手くなるかを現役の時以上に話している。もちろん、最初は運動不足解消の目的が強かったが、今となっては楽しさの方が強く、部活動に近いものになっている。
学生が終わると、運動の機会はガクンと減ってしまうと思う。自分もまさにその一人であったが、一度やってみると学生時代とはまた違った楽しさがあった。それは、今の日常においてプラスアルファの楽しみを与えてくれる存在となり、体のためというのはそこに付随する目的となった。運動から距離を置いている人には、一度その楽しさを感じて欲しい。