
数ヶ月前の引越しの際に、本棚を大幅に縮小したため手元に本がなかった。それでも印象に残っている本をピックアップしてみた。
これは疎遠になってしまっているクリエイターの後輩に贈りたい本である。snsで情報発信や作品発表が簡単にできてしまうこの時代に、辛抱強く評価の有無に関わらず作品制作をしていくことはとても大変だと思う。もし自分自身のブランド設立が10年遅かったら、今とは違うモノづくりをしていただろうし、“バズる“ことを目的としたクリエーションになっていただろうと想像できる。そんな現代だからこそ、snsが存在する以前に書かれた本を読み、同世代の他のクリエイターとは違う情報をインプットしていくことが差別化というサバイバル術につながっていくのではないだろうか。彼にこの本を読んで、諦めず作り続けることの大切さを再確認してもらえたら嬉しい。