
御船くんという友人であり後輩がいる。
彼はヒラオインクというプレスオフィスの屋台骨でとっても仕事ができると評判だ。
コロナ禍の少し前に彼が狛江から等々力に引越してきてニム散歩という土曜や日曜日の朝、近所をいっしょに散歩しようという習慣が始まった。そこで彼は僕のくだらない話をずっときいてくれるとっても良いやつなのだ。
パタゴニアの、『社員をサーフィンにいかせよう』という本や、アップルのかつて沢山のプロダクトをデザインしたジョナサン・アイブの本は彼の自宅からレンタルさせてもらったものだ。うちの近くにスノウショべリングという本屋がありそこへもよく一緒に本を漁りに行った。
最近気付いたのだが彼は僕にいろいろなことや物を教えてくれた。僕のサーフィン熱がここのところ上がってしまってニム散歩の回数がぐっと減ってしまっている。それでも8月の僕の誕生日には僕の心の先生と言える尊敬するジョンレノンの本を2冊もプレゼントしてくれた。
僕のいくつかのハードコアな欠点の1つがデジタル音痴だ。大概の本は読んだ後なるほどと自分がある程度消化出来た感じになるのだが、
最近読んだ、ジョージ・ダイソンさんの『アナロジア AIの次に来るもの』という本の理解度がとっても自信がない。この本を御船くんにプレゼントして彼に読んでもらったあと、いつもより長めのニム散歩でこの本について語り僕の理解出来なかったポイントを沢山教えてもらいたい。その時のニム散歩は初の川崎までトライしようとおもう。