
高校のときの地元の友達とか、大人になってなんとなく疎遠になってしまった人たちに、あの頃大好きだった『コジコジ』や『少年アシベ』を贈りたい。
目的もなく散歩をしたり、コーヒーを飲んでおしゃべりしたり。SNSもない時代に、ちいさな街で放課後を過ごしていただけだけれど、その時間の豊かさは今になってみると貴重なものだ。振り返ってみると、それはなんか『コジコジ』とか『少年アシベ』みたいな、隙間だらけの放課後の過ごし方だったような気がする。
今はおたがい仕事とか家庭があったり、なんだか忙しくなってしまって、のんびりした時間がなかなか取れなくなっているけど、本当はいつだってずっと、隙間だらけで生きていきたい。