小さい頃から宝石に魅了されていた。実物を見ることはほとんどないけれど、チラシにプリントされた大きな宝石がついた指輪の写真を切り抜いて集めていた。
この BAUME&MERCIER (ボーム&メルシエ) のダイヤ付きの時計は、20代後半にセカンドハンドショップで一目惚れして購入した。しかし、日常使いするには少しキラキラしすぎていて、当時は2、3回しかつけることがなかったままタンスの奥にしまわれていた。最近家を引っ越して、荷物を整理していた時に久しぶりに見つけて、今ならこのキラキラを乗りこなせるかもしれないと、電池を交換したのが一週間ほど前だった。スウェット上下こようなカジュアルな格好にこそ、今ならバランスよく合わせられるようになったし、恥ずかしさもなく着用できるようになった。
大きなトパーズとパヴェダイヤがついた指輪は、フランスのジュエラーフレッドと2021年にコラボレーションをした時にいただいた。まだまだ日常使いにはかなり大きすぎて、タキシードを着る時にあえて合わせたりしているぐらいだ。この指輪も、10年後には日常使いできるくらいに、成長(成熟とでも言うのか?)できていたらいいなと思う。