新年の抱負を立てることを、英語では New Year’s resolutions という。写真などで使われる解像度(レゾルーション) ―resolution―と同じ言葉だ。
resolution は「決意」とも訳されるけれど、その語源であるラテン語 resolvere には、「緩める」「解放する」「分解する」といった意味があるらしい。旧年中に絡まった思考をほどくこと。身体を緩め、気分を解放すること。
そう考えると、新年に resolution を立てるという習慣は、本来、来る一年を目標や決め事で固め、一直線に進んでいくためのものではなかったのかもしれない。
あえて解像度を上げすぎないこと。すべてを言語化し、整理し、説明可能なかたちへと急いで変えてしまう前に、まだ名付けられていない感覚や、揺れたままの思考を静かに観察し、その輪郭を感じ取ること。
低解像度―low resolution。
これを、私の2026年の抱負としよう。