もし、どこかの川を渡る時に『人生でたくさん食べたものランキング』を教えてもらえるとしたら、私の1位はおそらく、納豆である。
一番好きな食べ物ではないし、無性に食べたくなることもあまりないが、いつもあるから良いのが、納豆なのだ。
冷蔵庫に入っていないことないし、毎日食べる。一度で2パック食べる。1パックでは落ち着かない。
美容のためとか、健康のためとか、もちろん少しは期待しているけれど、そういうことでもない。いつもの味、いつもの感じ。それを納豆に求めている。
基本的にはぐるぐるかき混ぜてそのまま食べるのがベターだが、
お友達のお家のレギュラーおかずだったという納豆メニューを紹介したい。
その名も“おまつり納豆”。
刺身用イカやマグロ、きゅうりや玉ねぎを細かく刻んで、納豆と混ぜていただく。
可愛らしい名前の通り、お祭りのように嬉しいメニューだ。
最高おかず!と真似してみたのだが、おまつり納豆のために刺身を買いに行くのが解せなくなった私は、冷蔵庫で余った生食可能な野菜を細かく刻み、もどきを作っている。
トマト、大根、にんじん、アボカド、割となんでも良い。ハムやしらすの余りでも良い。
コツできるだけ細かく刻むだけ。あとは納豆がその安定感で執りなしてくれる。
付属のタレにごま油やラー油、お酢や梅酢を混ぜれば、もはやサラダでもあり、困りがちな「あと一品」なのである。
1/ 2025