基本的にあまり大したものを食べなかったり、お菓子しか口にしていない時期があったり、食に関して極めて意識が低い生活をしていました。知人に誘ってもらった場合やホステス時代の同伴などでいわゆる高級店に行くことがあっても、その帰りにラーメン屋によるような若者でしたし、一人で家にいると貰い物のコンビニ菓子が朝食なんてこともざらにあるので、以前週刊誌で一週間の食に関する日記を書かされた時には、コメントをつける管理栄養士の方から、「一体どこからつっこんでいいのやら」というオーラが出ていました。そんな生活だからか、身体が癒しを求めることがあって、たまたま飲み続きで胃も脳も疲れていたときに、友人であるコトゴトブックスの木村綾子さんの家で出してもらったお味噌汁が、天に昇るほど美味しかったことがあって、それ以来、どんなに適当に済ます食事の時でも、お味噌汁だけは簡単でもいいので作るようになりました。綾子さんが仕事で熱海に行った際に買ったという「かにお味噌汁の素」という出汁入りの味噌を教えてもらって、道の駅から取り寄せて必ずストックしています。
1/ 2025