
私にとっての音(音楽)というのは日常に強く結びついている存在であり、それが無くては日々は退屈になり、喜怒哀楽の全てが物足りなくなるように感じるほど。
そんな音に対しての自分ならではのこだわりと言えば、場所や状況で聴く音、音楽を変えている点。私にとって場所や状況と音楽の結びつきは強く、その場所に行けば思い出す音楽、その状況になれば自然と頭に流れる音楽は多い。また、逆も然りで特定の音楽からそこから特定の場所や状況が繋がる場合も多い。
飛行機が離陸する時に聴く音楽。緊張しながらshowのオーディションに向かう時に聴く音楽。夜に映画館で映画を見た帰り道に聴く音楽。人混みの中で飲まれないように強い気持ちで歩きたい時に聴く音楽。ダンサーっぽい服を着ている時に聴く音楽。妄想でピアニストになった時に聴く音楽。知り合いの集まりで自分が音楽担当になった時に流す音楽(オシャレな人がいる時ver、年齢層が自分よりも高い人がいる時verなど。)ここまで上げてきたのは一部の例であるが、この例のように私の中で場所と状況と音楽の結びつきは強固であるように思う。
そんな音楽がどのような効果を自分にもたらしているか考えてみると、それはやはり感情のきっかけ及び強調であると思う。特定の場所、状況において特定の感情に没入したい時に、音楽を聴くことによってその感情の始まりをもたらし、灯った感情の火を焚き付けてくれるのだ。