
少し落ち着きたい時、しっかり本を読みたい時
クリエイティブな考えごとをしたいとき、
家にかえる夜の車の運転のとき。
キースジャレットのザ・ケルンコンサートのA面がとても聴きたくなることが多々あります。
このアルバムを初めて聴いたのは18才のときで、当日アルバイトしていた横浜のミットタウンというバーででした。
このバーのBGMはレコードで、働いてる面々がチョイスしてかけていました。
当時のパンク上がりのぼくがまったく知らないクールなレコードが沢山揃っていてとっても刺激的だったのと、ぼくも気に入ったレコードをかけさせてもらってDJきどりだったことを覚えています。
自由度が高いこの店の音楽でしたが1つだけ決まりがありました。店の終わりには必ずケルンコンサートのA面をかけることでした。
当日系列店が5店舗あるお店でオーナーはもう店には立っていませんでしたが、オーナーがこの店を始める時に決めたルーティンがこれだったのです。
1975年にドイツのケルンですべて即興演奏で行われたコンサートが録音されたこのレコードは、18才で初めて聴いて以来54才のいままでぼくにとってはいつ聴いても新鮮です。