
私が繰り返し聞く、というより聞かされる音は「ウォーターサーバーの音」です。
ウォーターサーバーから聞こえてくる、冷やす為なのか、熱する為なのかよく分かんないけど、とにかく鳴ってるあの音です。
最近、自粛的な軟禁生活を3ヶ月ほど送っていたことがあるのですが、そうなると自分の肉体とフローリングの境目がなくなるほどリビングで過ごすワケですね。
基本的に音楽を聴いたり漫画を読んだり映画を観たり、何かしらに対して集中しながら座っている中で、ふとトイレに行こうと立ち上がった時に聞こえている「ウォーターサーバーの音」。
ピーともプーともハッキリ分からない駆動音。メーカーの努力によって最小限に抑えられ、99パーの利用者の生活には入り込まない機械音。
ただ特殊な環境で五感が鋭くなっている自分にとっては、ウォーターサーバーがこう聞こえるのです。
「…ねぇ…聞こえる…?僕は働いているよ…?…冷やしたり熱したりしてるよ…君はどうだい…?」
ウルサイ‼︎と半角カタカナで返して、ひたすらに排泄してやりました。人間をナメるなよと。