コロナ禍で出会った、パタゴニアが出している『社員をサーフィンに行かせよう』という本に出会ってから僕の生活スタイルはガラッと変わりました。ポールホーケンやビルマッキンベイなどのエコロジストの本を読むようになり、脱ペットボトルの水筒生活。もちろんアメリカの厳しい環境機構であるbコープが認証済みのクリーンアンドカンテイーンの水筒をチョイス。家ではコンポストを始め、その出来た土を使って狭い裏庭で野菜やハーブを育てはじめました。日本でのbコープの説明会に参加させてもらったり、環境問題に詳しい友人が増えたりと、ファッションというクリエイティブだが消費文化のど真ん中を職業としている身としてすこしでも資源の循環性やカーボンフットプリントの減少に貢献できたらと考えて生きている毎日です。
前置きが長くなりましたが、この本は環境問題のぼくの先輩の1人であるモデルのバヤちゃんと行った代々木のシティライトブックスで買った1冊です!本当に本当に美しい本で、社会保障と自由がうまく組み合わさった北欧型の社会に憧れる僕にはとっても参考になる1冊でした。アミニズムの思想や自然の偉大さがみに染みてくる内容です。作者のジェイソン・ヒッケルさんがこの本のなかで勧めているロビンウオールキマラーの本も素晴らしいです。
『資本主義の次に来る世界』
ジェイソン・ヒッケル (東洋経済新報社)