今まで日常を忘れる旅をした事がない。というよりも旅をしようという意欲がそもそも無かったが、1人で過ごす時間、自由に過ごせる時間が増えたことによって最近は1人旅の欲も出てきた。そこでふと、どんな所に行ってみたいか考えた時に頭に浮かんだキーワードは感動するような自然。このキーワードで探していたところ、「ここ良いじゃない」となったのはスイスだ。
アルプス山脈で有名なスイスには写真だけでも圧倒されるほどの自然がある。マッターホルンとリッフェルゼー湖の組み合わせ、アルブラ線、ベルニナ線の車窓からの景色、インターラーケンの日本とは異なる街並みとそこにある広大な自然、そのどれもが新鮮で非日常でしかない。
日本にいても遠くに旅することはほとんど無く、外出したとしても決まった場所か少し遠くの公園に1人で行くくらいである。加えて、海外に行った際も同様で面倒くさいとビビりな部分が相まって仕事以外はほとんど家からは出ない。そんな殻に籠ったような日常から離れる手段として言語も文化も日本とは異なる国への1人旅は最善であると思う。
スイスの広大な自然を視覚的に感じ、日常を忘れるとともに普段では生まれない感情や考えの芽生えにも期待したい。
10/ 2024