
哲学者のハンナ・アーレントが無類のコーヒー好きで、学生時代に朝のコーヒーをゆっくり飲みたいから時に授業よりも優先していたという話が好きだ。私も絶対に外せないのは朝のコーヒーを飲む時間だ。
特に豆にこだわるというようなことはなく、挽いてあるものをコーヒーフィルターに入れてドリップしたものを飲んでいる。夏場以外は大きめのマグカップ(お気に入りは写真の通り David Bowie 展で買ったもの)に並々と、真夏はタンブラーに氷を適量入れて濃いホットコーヒーを注いで、冷たくなりすぎない程度の温度で飲む。
とにもかくにも朝はどんなことがあってもコーヒーの香りとカフェインがないと始まらない。ゆっくりと目を覚まし、仕事に入るとうまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。どんなに1日であっても始まりはコーヒーと決まっている。