近藤春菜(42)、日本人。
10代から20代までは、舞浜のテーマパークでキャストとして働き、ゲストの皆さんが夢と魔法で元気をもらっている姿をやりがいに毎日笑顔で頑張っていたが、そのテーマパークで知り合ったダンサー兼振付師の方と結ばれ、ふたりともテーマパークを離れ、海外を転々とする。海外にいる間に子宝に恵まれ、ニューヨークで長男をスイスで長女を産み、一旦、日本へ帰国。金沢で次女を産み、今は長野で、子育てに奮闘しながら、パートナーが始めたダンススクールのお手伝いもしており、たまに本の翻訳の仕事もしている。ニュアンスがぴったりで、活きた翻訳だと評判であり、多数お話をいただくが、家庭優先であり、無理のない範囲でやっている。セドナを訪れた際に開花した、人のオーラを見る占いもママ友から当たると評判だが、あくまで趣味の範囲。それを商売にしようとは考えていない。家族中心に、しかしながら、マイペースにやりたいことを流れに身を任せながらやる人生。
こんな人生もあったかもしれない。