物理学に目覚めたフットサル選手

子どもの頃、親に勉強を強くすすめられて、それがすごく嫌になってしまったんです。でも大人になって、特にここ10年くらいで物理学の面白さにものすごく感動するようになりました。仮説を立てて、それをいろんな角度から検証してゴールにたどり着こうとする姿勢って本当にすごいんですよね。僕自身は物理学者ではないけれど、何かをやろうとするときに仮説を立ててゴールから逆算するというやり方を真似させてもらっています。

サッカーもずっとやっていて、高校時代には素晴らしい監督に出会ったんです。ただ、当時の僕は監督の言葉を皮肉にしか受け取れなくて、本当の意味を読み取れていなかった。いまでもサッカーは大好きで、その監督とも付き合いがあります。監督も今では柔らかい雰囲気になっていて、「この感じで高校の時に接してくれていたら、もっと頑張れたのにな」なんて思ったりもします。