「お風呂にいるいい匂いの神様」をチャッピーに作ってもらいました
こんな当たり前なことを今さら2つもビックリマーク付けなくてもいいのだが、私の風呂ランクは衣食住よりずっと上の地位にある。朝から何も食べずに走り回り、ヘロヘロとペコペコを両方抱えて家に帰ると、迷わずヘロヘロを選んでまず風呂に入る。そして風呂から出ると食べるのが面倒くさくなる。そのままバタンとソファに落ちて、ペコペコはほっといて朝まで起きないなんてことは、ママある。このように私の性格は清々しいほど、だらしない。
風呂>睡眠>食欲
という順番は昔から変わらない。風邪ひいた時はたっぷりの風呂とたっぷりの睡眠で治す。食べると疲れちゃうからね。
ダメー!by トムブラウン
しかし、私の風呂好きは悲壮な経験から始まっている。R社にいた頃、最高残業記録が月200時間だったことがある。平日は毎日帰宅がタクシーで1時2時、土日もフルで働いていた。しかも社内外のパワハラセクハラがひどい環境だった。不動産業界の柄の悪いオヤジや社内の脂ぎったオヤジ。そしていま思えばタカイチ的な女上司の下で体力も気力も尽きそうになっていた。がんじがらめの「若い女の子枠」の中でもがいていた。
ある日、帰宅後に1分でも惜しかった睡眠時間を削って、風呂のお湯を張って湯船に浸かってみた。入浴剤のいい匂いを嗅ぎながらぼーっとした時に、心の中で思ったのだった。
「あ、ここは誰も追ってこない。誰もこの空間では私を傷つける人はいない」
……まるで戦時下のような悲壮感あふれるワタクシ。でもなんて安心なんだ。ここには小さくても幸せがある。マッパなのに守られてる。そう思ったら明日もなんとかなる気がした。それ以来、私は頻繁に浴槽に浸かる習慣がついた。朝と夜と入る日もある。ざぶーん!ぷはーっ!と幸せを感じながらも「ここは安全。だから明日も大丈夫」。つい当時のことを思い出して心の中でつぶやいてしまう。
最後に深呼吸をひとつ。
あ、いま何か悩んでいる皆さん。悪いこといわないから、毎日湯船に浸かってみて。きっと明日はいいことがある。お風呂にはいい匂いの神様がいるからね。