
写真のドラムは先生の私物。thanks:taro mizutani
かつてはまったく趣味のない人間だった。趣味?は?ヒマなの?と思うくらいに仕事に次ぐ仕事。仕事の合間に仕事を入れてしまう仕事ジャンキーだった。ひとりブラック、黒中島という焼酎かというような時代があった。
会社を辞めて立派に体を壊した後、仕事を復活した時に始めた趣味がドラムだ。もう楽しくて楽しくて。メンタルやられてる暇がない。今は仕事のストレスゼロの生活なので、そもそもメンタルケアなんて、ついぞ考えたこともない。ドラムを叩いている間は1ミリも仕事のことは考えない。学生の頃のバンドではギターとキーボード担当だったので、一度もやったことのない楽器がやりたくてドラムを選んだ。いい歳の大人がゼロから何かをスタートして、練習すればするほど上手になるって素晴らしいのではと勝手に思っている(空手を始めたのは35歳の時)。スタジオで練習しながらこーんな大きな音出しちゃってアタシったら!と心の中でプププと思う。4本の両手足を全部バラバラに動かすから絶対に認知症の予防になるしね。プロの先生に習っているので、レッスン日に合わせて自らを追い込み習熟させていく緊張感もある。
その副次的な効果として、音楽に身を浸している時間が長くなり、なんだかライブにしょっちゅう行くようになった。洋楽邦楽問わず好きなアーティストが多いので、月に最低2回は行ってると思う。ライブもフェスも1人で行くのが楽しい。数ヶ月後の予定決めるなんて、昔は怖くてできなかったが、今は平気でチケットを取ってしまう。(今は活動休止中だが)ペトロールズ、DosMonos、石若駿、ザ・おめでたズは全出席。もちろんNumber_iやコーネリアスや米津玄師や岡村ちゃんも行くし、RIP SLYMEの復活も祝いたい。そこに随時、素敵なマイナー外タレのライブがじゃんじゃん入ってくる。
あともうひとつ音楽の副次的効果としてダンス(ストリート系)はじめました。ジャンプの着地のおかげで骨密度の数値がとても上がりました。
全然メンタルケアの話じゃなかった。