2018年に訪れたローマは、いつかもう一度行きたいと思う街だ。当時、グッチのデザインチームで働いていた友人が住んでいて、彼を訪ねたことが旅のきっかけだった。
ローマの魅力は、いい意味で「遺跡以外、何もない」ところにある。街を歩けば、何千年も前の建物や石像が当たり前のように現れる。その圧倒的な歴史のそばで、人々は気負うことなく食事をし、お酒を飲み、友人と話している。
新しい刺激を次々と求める都市とは違い、ローマには過去とともに暮らす豊かさがあった。あれから時間が経った今、同じ景色が自分にはどう見えるのか。今度は急がず、目的も決めず、ただ街を歩くために訪れてみたい。