昨年6月、アーユルヴェーダのリトリートツアーで立ち寄った、スリランカのゴールにあるアマンガラ。1863年にスリランカ初のホテルとして作られた建物をアマングループが受け継いだもので、歴史を感じるクラシカルな佇まいを残しながら、隅々まで快適に過ごせるように工夫されていました。世界遺産でもあるローカルな場所なので、スマホを駆使するような環境ではなく、それもまた素晴らしかった。
スパではアーユルヴェーダのトリートメントを受け、ライブラリーでゆっくり本を読んで過ごしたり、ジャグジーでぼーっとくつろいだり、散歩したり、紅茶とスコーン、フルーツをいただいたり。夜は広々としたバスルームでゆっくりお湯に浸かって(もちろん猫足のバスタブ)、広々としたベッドで心ゆくまで眠りました。
アマンなのでサービスのクオリティが高いのはもちろんなのですが、「ここはラグジュアリーな場所ですよ」然としていない、時が止まったような空間で、すべてがしっくり来るというか、とても不思議な体験でした。たとえば東京のアマンに滞在すると、そのゴージャスさはもちろん素晴らしいと思うのですが、「しっくり来る」というよりも「わたくしのような庶民が泊まらせていただいている」みたいな姿勢がどこかに滲んできてしまう。アマンガラはそういったことが皆無なんです。リゾート気分ともまた違っていて、本当に心の底から無理なく自分自身でいられる、なんなら前世で来たことがあるのでは?と思ってしまうほどのリラックス体験でした。
もちろんハイクラスなお値段であり、そもそもスリランカの南部にあるため気軽に行くことができない立地。今後行けることはあるのだろうかと不安になりますが、死ぬ前に行きたい場所は?と訊かれたらアマンガラと答えると思います。