私は幼い頃、野菜が大っ嫌いだった。
唯一食べられる野菜はきゅうりのお漬物で、味付けのないきゅうりさえも食べられなかった。
そんな私も歳を重ね、今では野菜が大好きになった。
特に好きなのは、歯応えのあるものや、苦味や辛味のある野菜。
空芯菜、ゴーヤ、青唐辛子。
スーパーで見つけると、必ずと言っていいほど手が伸びる。
そして最近、好きな食材のひとつに加わったのが「水蓮菜」という野菜。
台湾で初めて出会った。
シャキシャキとした独特の歯応えと、淡白で飽きのこない味。
あの味が忘れられず、日本に帰ってからもずっと探しているのだけれど、いまだ再会できていない。
会いたいなあ、水蓮菜。